
聖女バルバラとカルトゥジオ会修道士のいる聖母
右の「聖女バルバラとカルトゥジオ会修道士のいる聖母(通称 エクセターの聖母)」は、前景・主要人物を高い位置に置くことで遠景を描く視点が得られている。ヤン・ファン・エイクの「宰相ロランの聖母」などからの影響がみられることから、若い頃ヤンの弟子だったとされていたクリストゥスの初期の作品と考えられていた。
後年、この作品のもとと考えられる、エイク派による「カルトゥジオ会修道士のいる聖母」の寄進者(カルトゥジオ会修道士)の身元が確認され、この寄進者の年齢から制作年代が推定されている。
世界美術大全集14 北方ルネサンス
1450年代

カルトゥジオ会修道士のいる聖母
ファン・エイク派 1441〜43年頃
板 油彩 47×61cm モノクロ
ニューヨーク フリック・コレクション
後年、この作品のもとと考えられる、エイク派による「カルトゥジオ会修道士のいる聖母」の寄進者(カルトゥジオ会修道士)の身元が確認され、この寄進者の年齢から制作年代が推定されている。
世界美術大全集14 北方ルネサンス
1450年代

ファン・エイク派 1441〜43年頃
板 油彩 47×61cm モノクロ
ニューヨーク フリック・コレクション

(通称 エクセターの聖母)
ペトルス・クリストゥス 1450年頃
板 油彩 19×14cm モノクロ ベルリン 国立絵画館